mokumegane koduka

繊細で高度な金工技術が見て取れる木目金の小柄です。
中央に花鳥図が施され、そこが切り取られたかのように両脇に木目金が使用されています。
檜舞台の一幕のように感じられるその作りは、木目の部分もこだわりが詰まった一品。
木目模様の繊細さもさることながら、その形も美しく、まさに表現しようとした内容も踏まえて、粋な印象の小柄です。

江戸時代中後期 赤銅、銅、金
H96.0×W14.5×T4.8mm 30.2g

Kozuka with design of woodgrain pattern.
Mid-to-late Edo period
Shakudo, Copper, Gold