白黒のモノトーンでありながら、その色の見え方が驚くほど豊かで、かつ模様も繊細な小柄です。 丸い模様が沢山入っており、水面を跳ねる水の輪が激しい様子を映しているようです。 また、泡のようにも見え、見ていて飽きの来ない木目金の中でも、様々な表情を見せてくれる模様。 幕末から明治の間に作られたと考えられ、時代の変遷の中に産まれた作品です。