木目金美術館
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MOKUMEGANE YATATE : 木目金矢立

形状は、矢立としては一般的でありながら、やはりその素材が「木目金」になるというだけでも、印象が変わってまいります。 まるで紅葉を思わせるような紅と、葉陰を思わせる黒の色。 鮮やかに浮かび上がる模様に物思いつつ筆をとるその …

MOKUMEGANE KOZUKA : 木目金小柄

家紋を装飾としてデザインに取り入れた「家紋散し」と考えられます。 木目の模様の中にふわりと浮かび上がる家紋は、どこか幻想的です。 江戸時代後期 赤銅、銅、金 L100.3×W15.0×T4.5mm 35.3g Kozuk …

MOKUMEGANE KOZUKA : 木目金小柄

こちらは「木目金」の小柄でございます。 水の動きが、目の前で広がっていると錯覚を覚えるほど、 実際の景色を流し込んだようなデザインです。 蛸や魚がその中でどのような生活をしているのか、 または何を思うのか。 そこまで想像 …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 無銘

こちらは、「木目金」の鐔でございます。   さざなみのような、細い波がたくさん入った木目の 模様が見てとれます。左右の大きなうねりは、 川の両岸のようでもあり、また大きな波紋の 源のようでもあります。 自然の躍 …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 作州之住 正光作

こちらは、「木目金」の鐔でございます。   まるで紅葉を表しているかのような、 美しい朱系の色に繊細な木目の模様と 形も柔らかい印象で、奥ゆかしさが感じられる鐔です。 景色が見えるところが木目金の楽しみのひとつ …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 武州川越住 如風堂誠随作

こちらは、「木目金」の鐔でございます。   軍配の形を模したものと考えられる、珍しい形の鐔です。 少し縦長の模様の中に、抽象的なリズムを感じさせる 不思議な風合いの木目金です。 風で水面が震えているような、 動 …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 豫州松山住 正阿弥盛國作

江戸時代後期 赤銅、銅 Tsuba with designed of woodgrain pattern Signed: “Made by Shoami Morikuni, a resident of Mat …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 無銘

少しわかりづらいかもしれませんが、蔓植物の薄い彫りがなされている木目金の鐔です。 水面や波紋を思い浮かべるような木目の模様の中で、蔓植物を彫るというのは、植物の緑が茂っている様を表現したのかもしれません。 そう考えると、 …

MOKUMEGANE TSUBA : 木目金鐔 銘 武州川越住 恒忠作

銘は武州川越住 恒忠。 鐔の木目の模様の中に見える、丸い波紋の数々は、水面に映る雨足のようでもあります。 ゆらゆらと揺れる水の動きさえ捉えているように思えるこちらの作品は、技術を美術へ昇華をした一つの形と言えるでしょう。 …

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